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ワインのラベルを剥がし、コレクションする方法【家にあるものだけ】【無料でできる】

Tips

こんにちは、オイジーです。

ワインの世界を彩るラベルたち。

もちろん味も大事だけど

ふと立ち寄ったワインショップで、素敵なラベルを見つけたら

「ジャケ買い」の一つや二つしたくなるもの。

気に入ったラベルなら

飾ったり、コレクションしたっていいじゃない!

だけどやりかたがわからない

という方に向けて

家にあるものだけで

お金をかけずに

ワインのラベルを剥がし、

コレクションする方法を伝授いたします。

剥がして、ファイリングするとこんな感じ!

一般的にはどうやって剥がすの?

と、その前に

どのように剥がすのが一般的なんでしょう?

よくあるのが、こういうシールタイプのレコーダーです。

これはラベルの上からシールを貼り、

圧着して、剥がすタイプのものです。

1枚100円以上と

意外と良いお値段がするんですよね。

今回の方法はお金がかからない

今回ご紹介する方法は

家にあるものだけで行うので

お金が全くかかりません。

あった方が良い道具はご紹介しますが

なくても全く問題ありません。

ワインを扱うプロの方も

知らなかった!という方も多いくらい、

画期的な方法です。

ラベルは糊(のり)でくっついているだけ。

まずは構造を理解しましょう。

どうやってラベルは瓶にくっついているのでしょうか?

答えは「糊(のり)でくっついているだけ。」

まあ言われなくてもわかるよ!と言われそうですが、

念の為。

糊なので、温めれば剥がせる。

糊でくっついているということは、

温めれば

接着面が緩んで

剥がせるわけです。

ですので、

お湯で温めて、剥がす

という方法になります。

ではどういうやり方なのか?

解説していきます。

必ず見てほしい、注意点

おっと。

その前に、これだけは伝えておかなければなりません。

作業の所々に危険が潜んでいますので

注意点をお伝えします。

必ず読んでくださいね。

ワインのボトルはガラスなので、「急激な温度変化」で「割れる」

ワインのボトルはガラスでできています。

なので、

「急激な温度変化」で「割れる」

ということを覚えておいてください。

当たり前のことですが、

作業に集中しているとつい忘れがちです。

急激に温める」こと。

「急激に冷ます」こと。

この二つは絶対にやらないでください。

お湯で火傷しない

ここから先は沸騰した湯を扱います。

注いだり、なんだりと、結構危ないです。

なので以下の点をお気を付けください。

こぼしたお湯」で火傷しない

・「熱くなったボトル」で火傷しない

怪我だけはしないように。

注意を払って作業してくださいね。

カッターで手を切らない

もう一つ、ラべルを剥がす際にカッターを使います。

なので、以下の点を気を付けてください。

・カッターの刃の向かう先に手を置かない

・周りに人がいない状況やる

まずは道具を用意する

まずは道具を用意します。

必要なものは以下のとおりです。

・ラベルを剥がしたい、空のワインボトル

カッター

・計量カップ(500ml以上の容量があるもの)

・剥がしたラベルを貼る台紙(画用紙やはがきの余り)

・ファイル(ファイリングする場合)

・ミトン、または耐熱グローブ(あれば)

・シリコンキャップ(あれば)

・糊(のり)(基本は必要ない)

今回使用する道具たち

だいたいは家にあると思いますが、なくてもなんとかなると思います。

ないものがある方も、いったんやり方を見ていただき、なくてもいけそうだなと思ったら、使わなくても大丈夫です。

一応オススメのアイテムをここに載せておきます。

それぞれにオススメの理由もあるのですが後述します。

ワインボトルを常温に戻す。

もしワインボトルが冷えている場合は、

ワインをしっかり常温に戻しておいてください。

基本的には空き瓶のはずなので、そのようなことはないとは思いますが念のため。

冬場なんかは

空き瓶は、廊下の冷えた場所に置いているよ

という方も多そうなので

その際は、暖房の気いた部屋に5分くらい置いてから

次のステップにお進みください。

なにを隠そう、このニコラス・ユリティッチの素敵なラベルを保存したくて、研究したのです!

お湯を沸かす

まずはお湯を沸かします。

沸かすお湯の量は、

一本に対し、「400ml」くらいあれば十分です。

水を計量する

お湯を沸かしているうちにを準備します。

水は計量カップに「200ml」を計量します。

200mlの水!!

水とお湯を混ぜる

用意した水に、先ほど沸かしたお湯を注ぎます。

注ぐ量は「300ml」です。

水と合わせると「500ml」になります。

この時のお湯の温度が、

シールが剥がれやすいように

できるだけ温かく

かつ

急激に温度を上げ過ぎない

ボトルが割れづらい

黄金比となります。

とはいえ絶対はないので、作業中はお気をつけくださいね。

ラベルシール剥がし用の、お湯と水の割合の黄金比

水 200ml : 沸騰したお湯 300ml = 500ml

 ※余り・・・沸騰したお湯 100ml

これが黄金比!そして500mlという量にも秘密が・・・

ワインボトルに注ぐ

繰り返しになりますが、ここから先は以下の点に注意しながら、作業してください。

・熱いお湯で火傷しない

・お湯を入れ、熱くなったボトルで火傷しない

・ボトルを急激に冷やさない(割れるため)

先ほど水と沸騰したお湯で割ったものを、ワインボトルの中に注ぎます。

この時、必ずシンクの中にボトルを置いて、注いでください。

水で割ったとは言え、この時の液体の温度は60~70℃くらいのはずです。

こぼしたお湯が手にかかれば火傷するかもしれません。

入れたボトルも、かなり熱くなってしまいます。

なので、キッチンミトンや耐熱グローブがあると安心です。

ただ普通のミトンだと、ボトルは滑るので、

できればこのような滑り止めがついた耐熱グローブがあるとなおいいです。

ワインボトルは750mlなので、上部がに少し空間ができる感じでOKです。

くれぐれもこの状態で、ボトルを水に当てないように気を付けてください。

中身のお湯と、当てた水の温度差で

「ボトルが割れます」

お湯を注ぐときはシンクの中で!

ボトルを温める

お湯を入れたらボトルを温めるわけですが、

シリコンキャップの有り、無しでやり方が少し変わります。

シリコンキャップが無い場合。

このまま「30秒」ほど待ち、ボトル全体を温めます。

液面がラベル全体に届かなくても大丈夫です。

蒸気と、ボトルを伝う熱で、かなり温まります。

十分温まったなと思ったら、お湯を捨てます。

出来れば、なにか別の容器に取っておくと、剥がしている途中で剥がれにくくなってきたら
再度温めに使用することができるのでなおよいです。

このように斜めにすると、液面がラベルに当たり、温めやすいです!

シリコンキャップがある場合

シリコンキャップがある場合は、

しっかり奥まで蓋をします。

漏れないかを確認したら、

水で割ったお湯を入れたら、ラベル面を下にし、お湯で温めます。

時間にして10秒くらいで大丈夫です。

そうすると、より剥がしやすくなります。

無くてもできますが、あるとかなり保温できるのでかなりやりやすくなります。

普通に保管用にも使い勝手が良いので、あると便利です。

ただし漏れないからと言っても、差し込みがあまかったりすると外れてしまったりするので、

過信はしすぎないようにしてください。

シリコンキャップがあると横にして温めたまま作業できるからやりやすい!

カッターで、ラベルを剥いでいく

ラベル面を上に向けたら、今度はカッターで剥いでいきます。

こちらも繰り返しになりますが、以下の点によく注意してください。

・カッターで手を切らない

・「刃先の向かう先」に手を置かない

・周りに人がいないところでやる。

特に「刃先の向かう先」に手を置かないが大事です。

さあ、いざ尋常に真剣勝負!怪我にはくれぐれも気を付けてね!

短い面から、剥いでいく

準備ができたら、ボトルが温かいうちに剥いでいきます。

うまくできればどこからでも良いのですが、

ボトルは湾曲しているため、角から対角線上に剥いでいくと

途中で破れやすいです。

これを回避するには、短い面から剥いでいくというのがうまくいくコツです。

カッターを当て、ヘリをピーーーーっと浮かせたら

できるだけ水平に向いていきます。

これだけで、だいぶ破けるリスクが減ります。

少しわかりづらいですが、こういう方向です!短い面から!

刃先を当てながら、剥いでいく

ラベルの粘着力は様々です。

弱いものは、むしろカッターすら使わずに剥けてしまいますが、

だいたいのものはそのような横着をすると破けてしまいます。

そのため、刃先を接着面に当てながら剥いていきます。

料理をする人ならわかると思いますが、

イカの皮剥きや、仔羊の脂の皮を剥ぐ感覚に近いです。

コツは、とにかく横着をしないこと

ここで一つ、コツを伝授しましょう。

それは

「横着をしないこと」

です。

まあ当たり前なんですが、はやる気持ちを抑えきれずに

カッターじゃなくてもいけるでしょ!

と手で剥いたら破けてしまった

という失敗を何回もしています。笑

それでもやってしまうんですが、

「最後まで丁寧に」

を合言葉に、ぜひ頑張ってみてください。

おすすめのカッター

実はオイジーは、一日の大半をワインの梱包に費やしているので

カッターにはうるさいです。

10種類以上のカッターを使い分けています。

その中で、今回の用途にあったカッターがこちらです。

オルファの M厚型カッターです。

オルファのカッターは100均のカッター等とは全く切れ味が違います。

切れ味が良いと、かなり剥がしやすいと感じます。

厚型と書いてありますが、刃先はかなり薄くなっていますので、

ラベルとボトルの隙間に差し込むには十分で

ある程度伸ばしても折れづらく、

今回の用途に最適です。

サイズも適度に小ぶりなので、日常使いにもおすすめです。

多分カッターでやりやすさは結構違うと思う…

冷めてきて、剥がしづらくなってきたら

ガラスは意外と冷めるのが早いです。

なので、冷めてくると剥がしづらくなります。

その対処法を伝授します。

シリコンキャップがない場合

最初に入れた、余りのお湯 100mlがまだ手元に残っているはずです。

それが、ここで活きてきます。

それをボトルに入れ、30秒ほど待ちます。

そうすると再度ボトルは温まり、剥がしやすくなります。

もし、別容器に最初のお湯を取っていた場合は、それを使ってもいいでしょう。

シリコンキャップがある場合

シリコンキャップがある場合は、

ボトルの中にお湯がまだ残っているはずです。

750mlのボトルに500mlのお湯が入っているはずですから、250ml分の余裕があるはずです。

そこに残しておいた100ml分のお湯を足します。

そして少し振り、

足した分のお湯が全体にいきわたるようにします。

そうすると、再度温まり、

ラベルが剥がしやすくなります。

シリコンキャップは、このラベル剥がしとかなり相性が良いですね。

それでも剥がしづらい場合

それでも剥がしづらいという場合は、お湯と水の割合を変えて、お湯の量を増やしてみてください。

黄金比と謳ってますが、かなり安全に配慮した比率です。

お湯の量を増やば、それなりに剥がしやすくなりますが火傷、瓶が割れるリスクが高まりますので十分にお気をつけください。

ボトルの急激な温度変化は避け、少しづづ温度を上げるのが良いと思います。

剥がしたラベルを台紙に貼る

ふ~~っ。

無事に剥がし終えたぞ(汗)

そうしたら台紙に貼っていきます。

温めて剥がすと、ラベルの糊は生きていますので再利用が可能です。

器用だったらもう少しキレイに貼れるんだろうな~…

余ってるはがきや画用紙、

100均のスケッチブックやチラシの裏でも

なんでも好きなところに貼っちゃってください。

オイジーのオススメはこのスケッチブック(画用紙)です。

実はこれかつて、絵を描くのにハマってた時期に見つけたんですが、

表面がツルッとしていて、適度に厚みがあります。

そうすると、

「貼り直し」

がしやすいんですよね。もちろんモノに寄るんですが、結構な確率でできます。

そして、

「一枚ずつ切り離せる」

のでクリアファイルに入れられるんです。

サイズもA4なので、100均などでも売っているファイルに入れられます。

後述する良い感じのファイルに入れると高級感も出ます。

少しくらい破れても、糊で貼り合わせられる

それと、少しくらい破けてしまっても糊で貼り合わせられます。

こういう細いところでも使える糊があるとやりやすいです。

蝋キャップにはご用心

もう一つお伝えしとかなければいけないのは、蝋(ろう)キャップです。

このやり方はボトルが熱くなりますので、蝋キャップの蝋が残っていると溶けてしまいます。

そこにシリコンキャップを刺していたりすると、シリコンキャップに蝋がついてしまいます。

なので蝋キャップは、完全に剥がし切ってから温めた方がいいかもしれません。

ただ、これをSNSに上げたところ、

「この蝋を溶かして貼り付けてもいいんじゃない?」

といわれ、「たしかに!」と思いました。

蝋の色も色々で、素敵な色合いのものもありますので、気に入ったものがあったらぜひやってみてください。

いろいろ貼ってみた

せっかくなので、色々貼ってみました。

よかったら参考にしてみてください。

気に入ったワインをまとめてみた

これは気に入ったワインを、一枚の紙にまとめてみた様子です。

どうでしょう?

結構良い感じじゃないでしょうか。

慣れてくればもう少しヨレをなくせそうです!

インポーターごとにまとめてみた

これはインポーターごとにまとめてみたパターンです。

インポーターは輸入の際に、輸入者ラベルの添付を義務付けられていますので、こちらも剥がして貼ることができます。

輸入者ラベルがタイトルのようになりますね。

もしお気に入りのインポーターを見つけたら、やってみてください。

無意識に、個人的に好きなワインが集まってしまった!

ファイリングしてみた

おおーなかなか良い感じです。

せっかくだからと、ちょっと雰囲気のあるファイルを購入してみましたが、予想以上に良い感じです。

合皮ですが、1000円台で20ポケットあり、なかなか高級感があります。

いっぱいコレクションしたいよ!、という方はこちらの40ポケットの方がいいかもしれませんね。

造り手ごとにまとめてみた

ラベルは作り手ごとにデザインに個性がありますが、

同じ造り手でまとめてみると統一感がでて良いですね!

慣れてくると結構綺麗にも貼れるようになってきました!

慣れると割と綺麗に貼れるようになってきた!
ファイリングするとこんな感じ!

日記風に、コメントを手書きしてみた

ワインのコメントを書いてみました。

なんか日記みたいだし、飲んだ時の記憶が蘇ってくるのでいいかもしれません。

字の汚さはすみません、無視してください!

ワインリストにしてみた

貼ってみたら、こんなワインリストになりました。

どうですか?

文字だけのワインリストに、彩を与えて、お客様の選択の手助けになるかもしれません。

フォーマットを作りましたので、よろしければご活用ください。無料です。

「本気で読ませるワインリスト」です。

もう少し文章エリアが小さく、バランスの良い、「読ませるワインリスト」もございます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

ちょっとハードルが高いかな~と感じていた

ワインのラベルコレクション。

意外と家にあるものだけでもできるので、

よかったらぜひ試してみてください。

飲むだけでなく、飲んだ後も

振り返ってみたくなる

ワインのラベルコレクション。

ワインの楽しみ方が、少しでも増えれば幸いです。

あ、くれぐれも怪我には十分お気を付けくださいませ。

では、また。

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