こんにちは、オイジーです。
皆様はお酒は強いですか?
ほどほどですか?
弱いですか?
アルコールへの耐性は人それぞれですが、皆が頭を悩ませるのが
「もう少し飲みたい」
という欲望と
「二日酔いは避けたい」
という願望だと思います。
そんな飲兵衛や、お酒が強くないけど好き、という方にお勧めしたいのが
「水を飲むこと」
です。
当たり前すぎて、知ってるよ。と思われる方も多いでしょう。でもあえて聞きましょう。
「本当に水、飲めていますか?」
オイジーは、年間360日はテイスティングするワイン屋です。
大量に飲めなければ仕事になりません。
ですから様々な対策を研究しました。
そんなオイジーは辿り着いた対策が、結局
「水を飲むこと」
なんです。
コストもほぼかかりません。
今回は当たり前すぎて、実は軽視されがちな、「水を飲むこと」を、深掘りしてみようと思います。
ちなみに年中腱鞘炎のオイジーは、玄関前までの配達してくれるAmazonのいろはすにめちゃくちゃ助けられています…多少割高かもしれないけど、もう自分で買いに行く生活には戻れません。
アルコール耐性/オイジーの場合
まず基準として、
オイジーのお酒の強さってどれくらいなの?
ということをご説明しておきましょう。
自分ではお酒の強さはランクでいうと
「普通」
だと思っています。
普通ってどれくらいだよ?と言われますと難しいんですが
なにも対策を施さないと、ワイン3杯くらいで気持ち良く酔っぱらってしまうくらいです。
水を飲む効果/オイジーの場合
しかし、ちゃんと「対策を取る」と、なんとワインボトル1.5本分くらいはいけるようになります。
これは杯数に換算すると、ワイン約10杯くらいです。
かなり違いますよね。
個人差はあるでしょうが、オイジーにとってはそれくらい
効果てきめん
な対策なんです。
オイジー流の「水の飲み方」
まずは、オイジー流の
「二日酔い対策としての水の飲み方」
をご紹介していきます。
あらかじめ、飲む。
まあこれは、ぶっちゃけ気分によります。
なぜなら乾いた喉に流し込む、食前酒としてのビールや、スパークリングワインのおいしさといったらない、からです。
乾いた喉に、ダイレクトに届く泡ほど気持ちのいいものはありません。
しかし、絶対に二日酔いになりたくない日。
例えば翌日に大事な商談を控えていたり、
大事なデートが控えていたりする場合、
はたまた後半に良いワインが控えていて、前半で酔っぱらいたくない場合などは
コップ1杯、できれば2杯ほどの水を飲んでおきます。
これだけでだいぶ違うんです。
できるだけ交互に、飲む
お酒飲む、お水飲む。
お酒飲む、お水飲む。
お酒飲む、お水飲む。
とにかく、これを交互に繰り返します。
とはいえ良い気分になってくると、ついお水を飲み忘れてしまいます。
なので思い出したタイミングで、飲みます。グビグビと。
お酒とお水が胃の中でチャンプルーされている、
そんな感覚になるかもしれません。
しかしそれで良いんです。
味わう瞬間のお酒は全く薄まっていませんから。
実際に同じ量のアルコールを飲むのでも、酔いの回り方がまるで違うことを実感できるかと思います。
飲み終わった後に、飲む。
「今日は飲んだな~、あ、水飲むの忘れてた・・!」
大丈夫です。
「水を飲むこと」は、お酒を飲み終わったあとでも効きます。
後追いでも、水を飲んでるうちから、どんどん酔いが軽くなるのが分かります。
食前に一杯飲み、食中に交互に飲み、かつ食後に水をがっつり飲むこれがベストですが、
忘れたときは食後だけでも大丈夫です。
ただし、飲めるだけ飲むこと。これは大事ですので覚えておいてください。
結果として、お酒の3倍くらいの水を飲んでいる。
じゃあ実際にどれくらい飲めばいいの? というと
目安としては、お酒の32くらいの量の水を飲んでいるのがオイジー的には理想です。
ワイン1杯が120mlだとしたら、水は200〜300ml。
グラスワイン2杯飲んだら、ペットボトル1本分(500mll)を目安にするといい感じです。
こうするとお酒が胃の中で薄まって、だいぶアルコールの吸収が遅くなる感覚があると思います。
ただし、水が飲める量には個人差がありますので、ご無理はせずに。
デメリットはないの?
水を飲むだけなら、簡単だし、
やろうと思えば、飲み会の途中でも周りにバレずにできるし、
お金はかからないし、良いことづくめじゃん!
でもデメリットは本当にないの・・?
と思うのは当然です。
しかし、もちろんあります。
それはズバリ…トイレが近くなることです。
当たり前ですね。
これはもう対策の使用がありませんね。
だってそれが対策の肝ですから。
こればっかりはあきらめて、素直にトイレに行ってください。
それと、素晴らしいワインを余すことなく吸収したいんだ・・!という方には不向きな方法かもしれません。
なぜ効くのか?
水が二日酔いに効く理由は、実はとてもシンプルです。
頭痛や吐き気、だるさといった二日酔い症状の原因は、
アルコールが分解されてできる「アセトアルデヒド」という毒素です。
水を飲むことで、体内のアルコール濃度が薄まり、吸収がゆるやかになります。
その結果、肝臓での分解が追いつきやすくなり、アセトアルデヒドの生成量を抑えることができます。
また緩やかな吸収にすることで、
血中アルコール濃度の上昇をゆるやかに保ちます。
これが酔いの回りを緩やかにします。
つまり、「水を飲む」というのは単なる気休めではなく、理にかなった対策なんです。
もう少し詳しくメカニズムを知りたい、という方向けにこちらの記事で深堀していますので、よろしければご参考ください。
もう一歩進んだ、二日酔い対策の「秘密兵器」
この「水を飲む」対策と組み合わせると効果てきめんなのが、
二種類のビタミンサプリの接収による対策です。
これについては、別記事でまとめていますので、もし興味があればご参考ください。
個人差はあると思いますが、長年体を張って、辿り着いたコスパ最強の二日酔い対策です。
お悩みの方のお役に立てれば幸いです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
お酒が弱い人、二日酔いの人にも
ぜひアルコールを楽しんでほしいと思って書きました。
もちろん体質的に合わない人は、無理しないでくださいね。
一番大事なのは、自分の許容量にあった飲み方をすることです。
この方法は、その許容量を、ほんの少しだけ広げるテクニックです。
では、また。
参考ソース:
- Blood Alcohol Concentration in the Clinical Laboratory — https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10564119/
- The Effects of Alcohol – University of Lethbridge — https://www.ulethbridge.ca/health-centre/alcohol-and-drug-awareness/alcohol-and-drug-education/the-effects







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