こんにちは、オイジーです。
底冷えするようになり、今年もようやくこの季節になってきましたね。
そうです、クリスマスシーズンの到来です。
素敵なクリスマスをするために欠かせないもの…そう、
「美味しいワイン」
です。
でも皆さん、クリスマスってどんなワインを飲むのだろう?と思ったので
Threadsでアンケートを取ってみました。

大方の予想通り、
「クリスマスといえばスパークリングワイン」
という結果になりました。
もちろん「赤ワインがいいんだ」という方も多くいらっしゃるでしょうが、
今回は多数派に合わせるということで、
「好みのクリスマス用スパークリングワインと巡り合う方法」
を徹底的に深掘りしていきたいと思います。
記事の概要を画像で読む!
好みのクリスマス用スパークリングワインと巡り合う方法
まず最初に方法をお伝えします。
それは
「ある2つの要素を掛け合わせて検索する」
ということです。
二つの要素とは
①⋯「スパークリングワインの“甘さ”の基準」
②⋯「スパークリングワインの“種類”」
です。つまりこの記事を読めば、
ワインに詳しくなくても、好みのスパークリングワインと巡り会える
ということです。それでは順を追って説明していきます。
スパークリングワインの“甘さ”の基準
ではまずは、
①⋯「スパークリングワインの“甘さ”の基準」
をみていきましょう。
実はスパークリングワインには、好みの味わいのものを選べるように、国際的な基準があります。
ラベルにデカデカと書いてあるのに、見逃しがちだったりするんですが⋯
とっても「有効」な優れた基準なんです⋯!
スパークリングワインの「甘辛度(残糖度)」一覧
その基準というのが「甘辛度(残糖度)」です。
わかりやすく一覧にしたのがこちらです⋯!

| グレード | 残糖度 | 甘辛度の目安 | 参考になる身近な飲み物 |
|---|---|---|---|
| Brut Nature (ブリュット・ナチュール) | 0〜3g/L | 超辛口 | 炭酸水、無糖系飲料 |
| Extra Brut (エクストラ・ブリュット) | 0〜6g/L | 強めの辛口 | フレーバー炭酸水、ブラックコーヒー、アーモンドミルク・豆乳 |
| Brut (ブリュット) | 0〜12g/L | 角は取れた辛口 | 糖質オフ系ビール、辛口系レモンサワー(無糖ではないもの) |
| Extra Dry (エクストラ・ドライ) | 12〜17g/L | やや辛口〜うっすら甘口 | 微糖の缶コーヒー |
| Sec (セック) | 17〜32g/L | うす甘口〜やや甘い | 微糖の缶コーヒー 〜 グリーンダカラ |
| Demi-Sec (ドゥミ・セック) | 32〜50g/L | 甘口(しっかり甘い) | グリーンダカラ 〜 アクエリアス |
| Doux (ドゥー) | 50g/L〜 | 甘口〜極甘口(とろける甘さ) | アクエリアス~コーラ(113g/L) ~杏仁豆腐(約150g/L) ~フルーツ缶詰のシロップ(約200g/L) ~バニラアイス(約250g/L) |
この甘辛度はEUの法律で定められているものなので、多くのスパークリングワインに記載されています。
EU以外の国では法律で決められていなくても、採用しているケースが多々あり、基本的にこの基準がベースとなっています。
低圧発泡(微発砲)のワインや、一次発酵の途中で瓶詰めしてガスを閉じ込める方式のものなどは、発酵の進み方によって残糖が一定ではないケースがあるため、記載がないことがあります。
そう、これらは全て⋯
「消費者である我々が、好みの味わいを選びやすくするため」
なんです!
より詳しく知りたい方は以下の記事も参考になると思います。
スパークリングワインの“タイプ”の種類
そして「甘辛度」と組み合わせるのが、こちらの
②⋯「スパークリングワインの“種類”」
です。
種類によって、
- 味わいのスタイル
- 価格帯
などが変わってきます。
そしてその種類を理解するのに「3つの製法」を頭に入れておくと、さらに理解が捗ります。
スパークリングワインの「3つの製法」
「スパークリングワインの種類」には、これらのうちいずれかの方式が採用されており、特徴に大きな影響を与えています。
・トラディショナル方式(瓶内二次発酵方式)
一次発酵が終わり、ワインとなった液体を瓶詰めし、糖分と酵母を加えてアルコール発酵を促す。
その際に発生する二酸化炭素を閉じ込めてスパークリングワインにする。
発酵を終えた酵母が澱となって沈殿するが、それをそのまま一緒に熟成させるので、
酵母の風味が液体に乗る。泡が細かく緻密。
・シャルマ方式(タンク内二次発酵方式)
一次発酵が終わり、ワインとなった液体を瓶詰めせず、タンクのまま糖分と酵母を加えてアルコール発酵を促す。
発酵が終わったら酵母を取り除いて瓶詰めするので、酵母の風味はつきづらく、果実が表にでる。
泡は均一だが、熟成期間が短く、澱接触も短い分、緻密さや持続性は瓶内二次発酵に劣る。
・アンセストラル方式(一次発酵継続型瓶詰め方式)
一次発酵の途中で瓶詰めし、ワインとなる発酵の途中で発生する二酸化炭素をそのまま閉じ込める。
そのため二次発酵を行わない。二次発酵に使用する酵母も添加しないので、酵母感は出づらく、果実の風味がくっきりと出る。
製法上香りはシンプルで泡には大小がありがちだが、簡素な設備でも製造できるため、小規模生産者でも製造しやすく、個性的な商品も多くある。
・おまけ:炭酸ガス注入方式
一度完成したワインを、二次発酵に頼らず、外部から二酸化炭素を注入して泡を付与する製法。
発酵やタンク内二次発酵といった工程は存在しない。
酵母を添加しないため、香りに酵母感や熟成感、複雑性は付きにくい。発酵による泡の発生ではないため持続性も低く泡が粗い。
製造コストを抑えやすく、短期間で生産できるため、主にカジュアル向け・低価格帯の商品に用いられる。
伝統的な原産地呼称では原則認められていないため、今回の記事では登場しない。
では、改めてスパークリングワインの種類を見ていきます。
製法をインプットしたら、いよいよ「スパークリングワインの種類」を見ていきます。
今回は入手しやすいメジャーなワインの種類をピックアップしました。
この「種類の名称」+「甘辛度」で検索することにより、好みのスパークリングワインに出会うことが可能になります。
好みのスパークリングワインに出会える検索方法
「種類」+「甘辛度」で検索!!
例:「シャンパーニュ ブリュット」で検索する。
おおよその価格帯も記載していますので、ワイン選びの際の参考にしてみてください。
プロセッコ(イタリア)|1,000〜5,000円
シャルマ方式で作られるスパークリングワイン。なので果実の香りが表に出てくる。
特にプロセッコで使われる「グレラ」という品種は、「果実」や「花」のような香りが特徴的なため、シャルマ方式との相性がいい。
その結果、「フレッシュ」「フルーティ」「軽快」なスパークリングワインとしての地位が確立されている。
洋梨、青りんご、白桃、白い花などのニュアンスが好きな方におすすめ。
料理:生ハム(プロシュット)、モッツァレッラ、前菜系全般など
実はプロセッコには、上位グレード版があります。
「コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロセッコ DOCG」と追記してあるものです。
良いワインができるとされる斜面で収量制限されるため、ブドウの質が良く、酸がきれいです。泡も細かく、香りが繊細で持続します。スタイルとしては、プロセッコらしく軽めですが、雑ではないというのが、このグレードの特徴です。
カヴァ(スペイン)|1,000〜5,000円
スペインのスパークリングワインです。⋯がなんとこの価格帯でシャンパーニュと同じ
「瓶内二次発酵」です。
そのため果実だけのシンプルな香りではなく、酵母による旨味やブリオッシュ感も表現されることがあります。泡も比較的細かく、奥行きと持続性があります。
辛口が主体のスパークリングワインですが、プロセッコほど軽すぎず、重すぎないという絶妙な立ち位置のワインです。
料理:生ハム、トルティーヤ、魚介のフリットなど。軽すぎないので揚げ物の油にも負けにくい。
カヴァにも上位グレード版があります。
「レセルバ(熟成18ヶ月)」、「グラン・レセルバ(熟成30ヶ月)」と、上級ほど泡が細かくなり熟成香も現れ、コクと余韻が増していきます。
クレマン(フランス)|2,000〜6,000円
クレマンはフランスのワインで、こちらもシャンパーニュと同じ、「瓶内二次発酵」での高品質なスパークリングワインです。
クレマンは、カヴァと違い使用できる品種が地域ごとに定められているため、産地ごとの個性が味わいに現れやすいのが特徴です。
ということで、メジャーな産地ごとのクレマンを紹介します。
クレマン・ダルザス
フランス北東部アルザス地方で造られるスパークリングワインです。
アルザスはもともと白ワインの銘醸地であるため、クレマン・ダルザスも白ブドウ主体で、フレッシュさと透明感のある味わいが特徴。
果実味よりも、柑橘や青りんご、白い花のようなシャープでドライな香りが前に出ます。
キレ重視の造りが多い地域です。
料理:生ハム、ザワークラウト、白身魚、鶏肉料理、ソーセージなど。冷涼な酸は、意外にも肉の脂との相性も良いです。
クレマン・ド・ブルゴーニュ
フランス屈指の銘醸地、ブルゴーニュで作られるスパークリングワインです。
もともとシャルドネとピノ・ノワールの銘醸地であるため、クレマン・ド・ブルゴーニュもこれらの品種が主体。
その結果、スタイルはクレマンの中でも最もシャンパーニュに近いと思います。
シャンパーニュほどの重厚さはありませんが、軽すぎることもなく、泡はきめ細かく、口当たりはなめらかです。
全体にバランスが良く、安定して高品質なワインが多いです。
料理:魚介の前菜、白身魚のソテー、鶏肉料理、クリーム系ソース。バランス型だからこそ、合わせられる料理の幅が広いです。
クレマン・ド・ロワール
フランス中西部ロワール地方で造られるスパークリングワイン。
冷涼な地域なので、酸の美しさに定評があり、その特徴がはっきり表れます。
主に使われるシュナン・ブランという品種は酸が高く、果実味と熟成の両立が得意です。
そのため、若い時はフレッシュなリンゴや洋梨のニュアンスがあるものの、ポテンシャルのあるものは熟成によってハチミツやナッツのような熟成香も感じられます。
酸があるのに、果実の芯があるワインが多く、オイジーが個人的に好きなワインでもあります。
料理:魚介の前菜、白身魚、貝類、山羊のチーズ、軽めのクリーム料理など。果実の芯があるからこそ貝類やチーズの旨味と拮抗し、合わせられるのが特徴です。
クレマン・ド・リムー
フランス南部ラングドック地方、リムー周辺で造られるスパークリングワインです。
リムーは冷涼な山間部に位置しており、暖かい南仏でありながら、酸がしっかり保たれるのが特徴。そのため、フレッシュさと、ふくよかな果実感を併せ持ちます。
しかし南に位置する分、他のクレマンと比べると酸が穏やかで、親しみやすく、少し丸みのあるスタイルになりやすいです。
キツすぎる酸が苦手という方にはおすすめ。
実はシャンパーニュよりも歴史が古い、という説もありスパークリングワインの原点的地域です。
料理:前菜全般、白身魚、鶏肉料理、キッシュ、軽めのチーズなど。豊かな果実感はキッシュなどの炭水化物を含んだ重ための前菜とも相性がいいです。
ゼクト(ドイツ)|2,000〜6,000円
ドイツを中心に造られるスパークリングワインの総称です。
クレマンのように瓶内二次発酵と定義されているわけではなく、シャルマ方式なども可能で、造り方は造り手に委ねられています。
ドイツの冷涼な気候由来の、高い酸とシャープさが特徴で、果実感は控えめ。青リンゴやレモンなどのニュアンスが中心です。
もともと白ワインが多い地域であるドイツらしく、キレと直線的な味わいを重視したスタイルが多いです。
料理:ソーセージ、ハム、ポテト、白身魚のフライなど。酸がしっかりしているため、脂や塩気のある料理と特に相性が良いです。
ゼクトにも上位グレード版があります。
「ドイチャー・ゼクト」(ドイツ産ブドウ100%)、さらに上位の 「ヴィンツァー・ゼクト(生産者元詰・原則瓶内二次発酵)」 が基本です。
上級になるほど泡は繊細になり、酸に厚みが出て、芯のある味わいへと進化します。
フランチャコルタ(イタリア)|3,500〜15,000円
イタリア北部ロンバルディア州で造られる、イタリア最高峰のスパークリングワインです。
イタリアでは珍しく、製法は瓶内二次発酵のみ。シャルマ方式は不可で、造りの思想はシャンパーニュに近いです。
イタリアらしく果実味は比較的豊かですが、それを支える酸と構造があり、果実や酵母由来のコクや奥行きがしっかり表現されます。
そしてなんといっても特徴的なのは、泡の細かさ。泡はかなりきめ細かく、口当たりはなめらかです。この細かな泡に乗って漂ってくるパンのような酵母と柑橘系の交わった複雑な香りは控えめに言って⋯最高です。
全体に洗練されており、「イタリア版シャンパーニュ」と称される理由がよく分かるスタイルで、クリスマスを彩るスパークリングワインとしてはシャンパーニュと並んで最高峰の一つです。
料理:魚介の前菜、甲殻類、白身魚のソテー、鶏肉、バターやクリームを使った料理。果実と酸、酵母の旨味が揃っているため、少しリッチな料理とも正面から合わせられます。
フランチャコルタにもグレードがあります。より高品質なフランチャコルタを求める際に活躍します。
- サテン:白品種のみ・5気圧以下の低いガス圧による、ソフトな口あたり24か月以上のシュール・リー(澱)熟成が義務付けられている。ブリュットのみ
- ミッレジマート:単一年ヴィンテージ。良年のみで30か月以上のシュール・リー(澱)熟成が義務付け。エクストラ・ドライまでの辛口のみ。
- リゼルバ:ミッレジマートであり、かつ60か月以上のシュール・リー(澱)熟成が義務付けられている。ブリュットまで辛口のみ。
- サテン・リゼルヴァ:サテン、かつリゼルバ。ブリュットのみ。
上級になるほど泡はより細かく、熟成によるまとまりが出て、果実・酸・酵母の要素が一体となった、完成度の高い味わいへと進化します。
シャンパーニュ(フランス)|4,000〜50,000円以上
フランス北東部シャンパーニュ地方で造られる、世界で唯一「シャンパーニュ」と名乗ることが許された最高峰のスパークリングワインです。
製法は瓶内二次発酵(トラディショナル方式)のみ。法律と歴史によって厳格に定義されています。
冷涼な気候と石灰質土壌により、ブドウは高い酸とミネラリティを保ちます。
そこに長期のシュール・リー(澱)熟成が加わることで、果実・酸・酵母・ポテンシャルの要素が高次元で表現されます。
香りはリンゴや柑橘、白い花から始まり、熟成によってブリオッシュ、トースト、ナッツ、蜂蜜などへと複雑性を増していきます。
泡は非常にきめ細かく、持続性があり、口中で静かにほどけていきます。果実味の表現は品種、エリアによってスタイルが変わりますが、全体的に冷涼な産地のため決して派手ではありません。
構造・緊張感・余韻の長さは他のスパークリングワインの追随を許しません。
料理:魚介の前菜、牡蠣、甲殻類、白身魚、鶏肉、バターやクリームを使った料理。酸と泡、酵母の旨味があるため、繊細な料理からリッチな料理まで幅広く対応します。逆に半端な料理では、シャンパーニュの高貴さに置いてかれてしまいがちです。
シャンパーニュにもスタイルと格付けがあります。
- ノン・ヴィンテージ(NV):複数年をブレンド。安定した完成度
- ヴィンテージ:良年のみ。年の個性と熟成力
- ブラン・ド・ブラン:白ブドウ品種のみ。シャープで緊張感
- ブラン・ド・ノワール:黒ブドウのみ。コクと骨格
- プレステージ・キュヴェ:各メゾンの最高峰
そして、もう一つシャンパーニュで重要なのが生産者区分です。ラベルに記載される生産者コードがあります。
- RM(Récoltant-Manipulant/レコルタン・マニピュラン)
ブドウ栽培から醸造・瓶詰めまでを自ら行う小規模生産者。畑の個性や年の違いが反映されやすく、テロワール志向・個性重視のシャンパーニュが多い。 - NM(Négociant-Manipulant/ネゴシアン・マニピュラン)
ブドウを買い付けて造る大手メゾン。ブレンド技術に優れ、安定した品質と完成度の高さが特徴。 - CM(Coopérative-Manipulant/コーペラティヴ・マニピュラン)
協同組合による生産。複数生産者のブドウを集め、安定したスタイルのワインが多い。 - RC(Récoltant-Coopérateur/レコルタン・コーペラトゥール)
ブドウは自分で栽培するが、醸造は協同組合に委託。RMとCMの中間的立ち位置。 - MA(Marque d’Acheteur/マルク・ダシュトゥール)
流通業者や小売が名前を出して販売するブランド。中身はNMやCM由来のことが多い。
生産者の事業体がラベルに表示されているのがシャンパーニュの特徴で、これが
「誰が、どの立場で造っているか」を示し、味の方向性や哲学を読み解く大きなヒントになります。
番外編:甘辛度(残糖度)の表記が無いスパークリングワインたち
冒頭にも申し上げましたが、低圧発泡のワインや、一次発酵の途中で瓶詰めしてガスを閉じ込める方式のものなどは、発酵の進み方によって一定の残糖度で造るのが難しいため、記載がない場合が多いものがあります。
とはいえ、そのようなワインはコストも安く、個性があり、とても面白いワインが多いので、この項でまとめることにしました。
フリッツァンテ(イタリア)|1,200〜3,500円
フリッツァンテの最大の特徴はガス圧が弱く、「微発泡」だということです。泡はやさしく、シュワシュワというより「ふわっ」と感じる程度。
味わいも軽快なものが多く、強めの泡が苦手な方におすすめです。
イタリア全土で作られるため、地域によって味わいのスタイルが違います。なので、一概にこういう味とは言えませんが、かえって好きな味わいを探すのが面白いカテゴリーでもあります。
ペティヤン(フランス)|1,500〜3,500円
ペティヤンは、フランスで作られる微発砲のスパークリングワインです。
こちらもフランス全土で作られるため、地域によって味わいのスタイルが違うので、一概にこういう味とは言えませんが、好きな味わいを探す楽しみがあります。
微発砲の気分の時は、イタリアンならフリッツァンテ、フレンチならペティヤン、と料理を軸に決めるのも良いかもしれませんね。
モスカート・ダスティ(イタリア)|1,500〜4,500円
そしてこちらもイタリアの微発泡ですが…
「甘口」
である、ということが最大の特徴です。
泡が優しく、香りも甘い。アルコール度数も低いのでジュースに近い感覚で飲めます。
マスカット系の品種で、特に香りが強いので、アルコールが苦手な方や食後酒としてもお勧めです。
シャインマスカットなどが好きな方には良いかもしれません。
相性の良い料理:フルーツ、ビスケットなど
一次発酵の途中に出る二酸化炭素を閉じ込める方式のため、甘辛度(残糖度)の表記はありませんが、一般的には100g/L前後の糖度ということで、コーラやファンタくらいの甘さレベルのものが多いです。
アスティ・スプマンテ(イタリア)|1,500〜4,000円
モスカート・ダスティと同じく「甘口」のスパークリングワインです。
違いは、「微発砲ではなく、通常レベルの発泡がある」ということ。
なので、より強い泡で甘口のスパークリングワインを飲みたいという方におすすめです。
料理:パネットーネ、ヘーゼルナッツ菓子など。
こちらも一次発酵の途中に出る二酸化炭素を閉じ込める方式のため、甘辛度(残糖度)の表記はありませんが、一般的には100g/L前後の糖度ということで、コーラやファンタくらいの甘さレベルです。
ランブルスコ(イタリア)|1,500〜4,000円
珍しい赤のスパークリングワインです。
クリスマスには、なかなか相性が良いワインのひとつです。
泡の強さは基本は微発砲レベル。ベリー系の果実味としっかりした酸があり、甘口から辛口まで幅が広いのも特徴です。
泡は比較的ラフで食欲を刺激する、食中酒に最適なワインです。
料理:サラミ、モルタデッラ、ラザニア、ボロネーゼ。生ハムとも相性がいい。が、個人的にはトマトソース系がおすすめ。酸のあるトマトソースと相性が良いワインというのはありそうで、実は少ないです。
甘辛度は以下の基準で表示されているのが、ランブルスコの特徴です。
- Secco(セッコ) … 辛口。甘さはほとんど感じず、キレがあり、料理と合わせやすい。 肉料理やトマトソースなど、食事中に飲まれるスタイル。
- Amabile(アマービレ) … やや甘口。ほんのり甘みがあり、酸味とバランスが取れている。 食後にも飲めるが、軽い料理とも合わせやすい。
- Dolce(ドルチェ) … 甘口。はっきりと甘みがあり、デザート感覚で楽しめる。果実味が前に出てきて、ワイン初心者にも飲みやすい。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
「クリスマスに飲むスパークリングワイン」のイメージが、沸いてきたのではないでしょうか?
最後の晩餐にて、ワインを手に取り
「これは、わたしの契約の血である」
とも言われたとされるイエス・キリストの誕生祭です。
そんな誕生祭を、自分の好みのおいしいスパークリングワインで、祝い、楽しみましょう!













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